先日一歳になった我が家の猫、くー。
人間でいえばちょうど二十歳くらいだろうか。
もうすっかり大人、というわけにはいかず、まだまだ遊びたいやんちゃ盛り。障子も毎晩のようにバリバリ破く。
でもちょっとした変化はあって、それが、上のような態度である。
重機を載せてガタガタ走るトラックが大きなケモノに見えたらしく、窓からその姿を見かけるや否や大慌て。
自分よりも小さいゴミ箱に隠れるようにして、遠巻きにしかその姿を見ようとしないのだ。あの、怖いもの知らずのくーが。
そんな、大人の猫に少し近付いた様子は、ほほえましくもあり、なんだか寂しくもあり。猫の成長ってあっという間だ。
留守番をしている間、どうも窓辺で、道行く人に愛想をふりまいているらしいくー。
いつまでも、"近所では人懐っこくて評判の猫"でいてくれるといいなあ。